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「カストルとぼくは二人で一人だ。カストルが死んでしまったのなら、ぼくは不死身の体なんていらない」 絶世の美女レダ王女と、白鳥の姿にかえた大神ゼウスのあいだに生まれた双子、ポルックスと弟のカストル。 ポルックスは不死身の体をもっていました。 ある日、別の双子の兄弟との激しい戦いの末、カストルは死んでしまいました。 弟の死をひどく悲しんだポルックスは、父ゼウスに自分が不死身ではなくしてくれるよう頼みました。 その願いは聞き入れられ、ふたりは星座となったのです。 ----- ポルックスとカストルが、白鳥の姿に変えたゼウスに優しく包まれています。 二人は一緒にいることが、最大の幸せなんですね。 |